水回りのリフォームってどれくらいの時間がかかる？

水回りのリフォームは、配管工事や電気工事などで一時的にトイレ、お風呂といった設備が使えなくなることがあります。その際に工期を把握しておかなければ、トイレに行きたくなったときに対応ができません。そのため、各水回りのリフォームにかかる工期と、リフォームする場合に注意しておくポイントを紹介します。

キッチンのリフォームに必要な期間は？

ここでは、キッチンのリフォームにかかる工期と、作業の流れについて紹介します。

既存の位置に設置する小規模リフォーム

キッチンを既存の位置から変更するだけなら1～2日ほどで作業は完了します。作業の流れとして、養生とキッチンの解体に1日、キッチン搬入と設置に1日かかるでしょう。キッチン交換だけでも、配管の位置を変えなければいけない場合は工事期間が延びることがあるので、事前に調査する必要性があります。

内装を変える中規模リフォーム

キッチンの内装も同時にリフォームする場合は、1週間はかかります。キッチンの交換だけでなく、壁や床、天井の張り紙を剥がしたり、付け替えたりしなければいけないので工期は延びることが多いです。作業の流れとしては、養生と解体に1日、電気工事や配管工事に1日、壁紙や床材の張り替えに2日、キッチンの搬入・設置に1日、キッチン取り付けるときの配管工事と配管工事に1日かかります。

レイアウトも変える大規模なリフォーム

既存のキッチンからアイランドキッチンやL型キッチンにリフォームする場合は2～3週間ほど工期が必要となります。レイアウトの変更と配管工事などの手間がかかるので工期は交換だけのリフォームと比べると、長くなりがちです。また、仕切りを撤去しなければいけない場合は工期が1か月にもなる場合があるので、その期間は水などが使えないので、食事をどうするか考えておかなければなりません。

トイレのリフォームに必要な期間は？

ここではトイレのリフォームにかかる工期と、作業の流れについて紹介します。

短期間でリフォームが終わるトイレのリフォーム

便座の交換なら比較的早く済みます。早ければ30分、遅くて2時間程度で済むでしょう。トイレ本体を交換する場合は搬入と設置で半日～1日かかります。また、トイレの壁紙や床材をリフォームする際は1日～2日ほどかかり、壁紙や床材の撤去と新しい壁紙や床材の張り替えでは、トイレの交換より時間がかかる場合が多いです。

リフォームに時間のかかるトイレのリフォーム

和式トイレから洋式トイレにリフォームする場合は2日～5日ほどかかります。便器本体の交換以外に、配管工事や配線工事が絡んでくるとどうしても期間が延びてしまうのです。業者によって配管工事や配線工事のできない業者もいるので、業者に問い合わせましょう。また、バリアフリーなトイレにする場合も、仕切りの撤去やレイアウトの変更が必要となり工期が長くなりがちです。工事中はトイレの使用が制限されるため、工期が長くなる場合はスケジュール管理が大事となります。

浴室のリフォームに必要な期間は？

ここでは、浴室のリフォームにかかる工期とリフォーム内容について紹介します。

短期間でリフォームが終わる浴室リフォーム

ユニットバスからユニットバスにリフォームする場合は3～4日かかります。タイルの解体や、コンクリートの打設もないので、浴槽の型をリフォームするより短期間で済むのです。しかし、イレギュラーで工期が遅れることもあるので、事前の準備や打ち合わせを業者としっかり行いましょう。

リフォームに時間のかかる浴室リフォーム

ユニットバスからタイル張りの浴室にする場合は、解体作業とコンクリートの打設作業があるため、6日かかる場合があります。また、配管工事や配線作業がある場合、10日以上かかるケースも少なくありません。

洗面所のリフォームに必要な期間は？

ここでは、洗面所のリフォームにかかる工期とリフォーム内容について紹介します。

短期間でリフォームが終わる洗面所リフォーム

洗面化粧台の交換なら半日～1日で済む場合が多いです。内装のリフォームを行わない場合は養生、解体、設置とスムーズに作業が行われれば比較的早くリフォームが完了するでしょう。

リフォームに時間のかかる洗面所リフォーム

洗面化粧台の交換と合わせて洗面所内の壁紙や床などの内装もリフォームするなら、4日はかかるでしょう。また、レイアウトの変更や配管、電気工事も含めると長期間の工事になります。壁紙や床材を張り替えたり、電気工事や内装工事を行ったりするので、化粧台だけを交換する場合と比べると工期が延びがちです。

リフォームの工期について気をつけること

ここでは、工期に関して影響を受けるポイントについて紹介します。

工事中は私生活に影響を受ける

水回りのリフォームを行う際は、トイレやお風呂といった、水を使用する設備が使えなくなることがほとんどです。そのため、業者に水を使えなくなる時間を聞き、対処する必要があります。

土日祝日を挟まないようにする

リフォームを行う業者にも営業日があります。土日祝日が休業日の業者も少なくありません。もし、工期中に休業日を挟んでしまうと、その間工事は止まり生活に支障がでてしまいます。業者との打ち合わせ時には工期に注意しておきましょう。

まとめ

水回りのリフォームは内容によって工期に違いがでてきます。交換作業だけなら1～2日で終わりますが、配管工事や電気工事、レイアウトまで変えるとなると2～3週間は覚悟しなければなりません。また、工事中はトイレなどの使用ができなくなったり、調理時に水が使用できなくなったりするので、事前に対応策を考えておくと安心できます。

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